ご利用者さんに「この施設に通いたい!」と感じてもらうには、その事業所ならではの特色づくりが大切。
そして、その特色を発信できる強力なツールが「まなレク(=“学び”の要素を取り入れたレクリエーション)」です。
とはいえ……
「毎回ネタを考えるのが大変……」
そんな悩み、ありませんか?
私自身も、「学び生きる力になる」をテーマに、10年以上まなレクを担当してきましたが、ネタ切れに悩むことはしょっちゅうです。
今回は、そんな時に私がよく頼る“ネタの宝箱”を4つ、生活支援員さん向けにご紹介します!
1.【王道】新聞はネタの宝庫!

新聞は、まなレクにぴったりの情報が詰まったアイテムです。
特に注目したいのは、こんな使い方。
- 時事ネタや投稿欄を活かしたディスカッション
- 日曜版のクイズや脳トレコーナーをアレンジ
- 「新聞ってどうやって作られてるの?」という疑問解決系
実は「新聞そのもの」が題材になるのも魅力!
支援員の読み方ひとつで、無限に広がる学びの世界が広がります。
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2.【意外と相性◎】旅行雑誌&お土産カタログ

「まなレクで旅行気分♪」
旅行雑誌やお土産のカタログは、地理系のまなレクにぴったり。
- 駅弁の人気ランキングを予想する選手権
- 「これは何県のお土産?」クイズ
- 日帰りで行ける観光地を一緒に調べてみよう
観光名所と都道府県をつなげた学びや、名物の背景を知るのにも使えます。
実際の外出行事とリンクさせやすいのも嬉しいポイントです。
⇒【関連記事】『日中の充実をサポート! 生活介護事業所で人気のアクティビティまとめ』
3.【暦の魅力再発見】カレンダーを使い倒す!

曜日や祝日、記念日など、カレンダーは意外と深掘りできるテーマが多いんです。
- 「六曜」ってなに?
- 春分や秋分だけじゃない「二十四節気」
- 365日ある?実際に数えてみよう!
カレンダーをめくるだけで、次の講座アイデアが生まれるかも。
季節を感じるきっかけにもなるので、話題も広がりますよ。
4.【ことば遊び】国語辞典があればOK!

最後におすすめしたいのが国語辞典。
実は、意味を調べること自体が立派な「まなレク」になるんです。
- 「これは何の説明でしょう?」クイズ
- 辞書の種類や使い方を学ぶ講座
- 好きな言葉を一緒に探してみよう
ご利用者さんの語彙を広げるだけでなく、「ことばの力」に触れる時間にもなります。
施設に一冊あるととっても便利!
まとめ:ネタ切れ=発見のチャンス!
今回は、「まなレクのネタに困ったときにチェックすべき4つのアイテム」として、
- 新聞
- 旅行雑誌・カタログ
- カレンダー
- 国語辞典
をご紹介しました。
私が講座を考えるうえで大事にしているのは、
「わかった!」「いいね!」「なぜ?」
=「W・I・N」
の3つです。
「学び」は決して堅苦しいものではなく、ご利用者さんの「知りたい!」を引き出す楽しい時間。
あなたの施設でも、日常にあるヒントを講座づくりに活かしてみませんか?
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