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急な予定変更に焦らない!私の“常に見えてる”メモ術

生活支援員のための送迎ガイド
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生活支援員として、仕事のスタートがうまくいくと、その日1日うまく流れていくような気がしませんか? でも、現実はそう上手くいかないことも多いんですよね。

しかも、急な欠席や遅刻の連絡が来る時に限って、頭がいっぱいいっぱいになってる時だったりします。実は私も、出発直前に「2便目で〇〇さんを迎えに行ってほしい」と言われたことを、送迎中にすっかり忘れてしまい、1時間近くお待たせしてしまったことがあるんです。

今回は、その時の経験を活かした「出発直前の予定変更に焦らない工夫」を、皆さんにお伝えします。

【📌現役生活支援員、ほぼ毎日送迎車両を運転している私のプロフィールはこちら

基本の発想は「脳のメモリ節約」

生活介護事業所の送迎は、とても神経を使います。ただでさえ気を張っているところに、「今日はAさんは欠席、Bさんのお宅に書類を届ける」といったタスクを追加するのは、とても難しいです。

だから私は、脳のメモリを節約する方法として、「覚えない・探さない・迷わない」が実現できる「サッと書いてサッと消せるメモ」を使っています。

脳のメモリに関しては、こちらの記事がわかりやすくておすすめです👇️

👉️脳のワーキングメモリとストレス(東京未来大学コラム)

準備〜取り付け

用意するのは100均のアイテム2つ。

  • A8サイズの硬質ケース
  • クリップ式ポップホルダー

ポップホルダーは、両方がクリップになっていて、角度が調整できるタイプを使っています。

作り方はとにかく簡単。硬質ケースにサイズに合わせて切った紙を入れ、クリップで止めたら完成。

硬質ケースに水性ペンでメモを書き、エアコンの吹き出し口に挟んだら準備は万端です。

使い方と注意点

出発直前に、Aさんが欠席との連絡をもらい、Bさん宅では財布を用意してくれたかを確認してほしいと頼まれた、という想定で書きました。

私は、消費したタスクをその都度消していきたいタイプです。水性ペンで書いたのは、指でこすれば簡単に消せるから。

大切なのは「急に追加されたタスクを消化する」ことなので、アナタに合ったチェックの仕方を探してみてください。

注意点

①運転の妨げにならない位置に取り付けてください。特に、ハンドルを切った時に手が当たらないかどうかチェック!

②メモが気になってしまうご利用者さんがいます。メモそのものが気になる、書かれた名前が気になるなど、その理由は様々です。

見えない位置に取り付ける、気にならない文字(イニシャルなど)にする、といった工夫が必要です。万が一、気になる衝動が抑えられず、安全な運行に支障が出る場合は、”見えてるメモ”以外の方法を検討してください。

ポップホルダーがない時は?

私が住んでいる地域だけかもしれませんが、ポップホルダーについては、ダイソーを4軒回って1軒しか置いてなかったので、入手難易度が若干高いかもしれません。

もしポップホルダーがない時は、大きさの違うダブルクリップ2つでも代用可。小さい方をエアコンの吹き出し口に取り付け、大きい方はメモを上から挟みます。

吹き出し口に取り付けたクリップの持ち手に、メモを挟んだ方の持ち手を引っ掛けるようにすればOK。エアコンの吹き出し口を塞ぐ形になってしまうのがデメリットですが、ポップホルダーよりも手に入りやすいのが強みです。

まとめ:無理せず、安全も妥協しないメモ術

常に見えるところにメモを置くことで、「変更内容を覚えておく・メモの場所を探す」という手間を減らすことができます。それだけでも、送迎の負担を大きく減らすことが可能です。

このちょっとした工夫が、アナタの参考になれば嬉しいです。

私は、仕事と暮らしのベストバランスを大事にしています。送迎時の安全性を高めることは重要ですが、自分自身が無理をしてしまっては本末転倒。だからこそセルフケアが大事です。

厚生労働省のこちらの記事でも、自分で自分をいたわってあげるセルフケアの大切さについて書かれています。興味があればぜひ読んでみてください👇️

👉️こころと体のセルフケア(厚生労働省)

【生活支援員のための送迎ガイド】の記事をもっと読みたい人は、まとめページから記事一覧をご覧ください。

現場歴15年の現役生活支援員で、介護福祉士の資格を持っています。

一人ひとりの話をじっくり聴くのが得意で、ご利用者さんの悩みを言語化したり、やさしく言い換えることに自信があります。

ありがたいことに、ご利用者さんやご家族さんから「説明がわかりやすい」「やる気を引き出すのが上手」と高評価を頂いています。

介護福祉士について、詳しく知りたい人はこちらの記事をご覧ください👇️

👉️介護福祉士とはどんな資格?仕事内容や給料、国家試験など(日本福祉教育専門学校)

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