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生活介護の掃除が後回しになってしまうあなたへ。現場でできる“ついで掃除”のすすめ

生活支援員の便利帳
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生活介護事業所の掃除。したほうがいいのはわかっていても、どうしても後回しになってしまいませんか?

中でも、「まとまった時間が取れない」というのは、大きな理由の1つではないでしょうか。

そこで今回は、現場歴15年、現役の生活支援員である私が実践している「ついで掃除」のアイデアをご紹介します。現場の業務をこなしながらできますので、皆さんの業務の助けになれば嬉しいです。

【📌現場歴15年!掃除は”働きやすさにつながる”と思っている私のプロフィールはコチラ

私の”ついで掃除”誕生エピソード

今でこそ自身を持っておすすめしている”ついで掃除”ですが、最初は「掃除はどんなに時間がなくても完璧にするもの」と思っていました。

でも、なかなか施設全体がきれいになったという実感が得られません。その時私は、「みんなで協力し合う」のではなく、「自分がきれいにする範囲を広げる」という方向に進んでしまったんです。

その結果、「掃除は私がする」という暗黙の了解のようなものが出来上がってしまいました。

それからは、掃除はチームでシェアするもの、という方向に考えをシフト。その結果誕生したのが、普段の業務の中で簡単にできる”ついで掃除”だったんです。

トイレのついでに鏡をひと拭き

自分自身がトイレに行った時は、鏡をきれいにするチャンスです。

洗剤をつけてゴシゴシ…は難しいかもしれませんが、ペーパータオルにアルコールを一吹きして汚れを拭き取るだけなら、思った以上に簡単にできます。

私は、ご利用者さんのトイレ介助が終わったタイミングで、「ちょっと失礼します」と声をかけ、ササッと鏡を拭いています。

食後の歯磨き介助の後に、洗面台をひと拭き

ご利用者さんによっては、食後の歯磨きにサポートが必要な場合があります。そんな時は、洗面台をきれいにするチャンスです。

忙しい時は、シンク周りの汚れをさっと流すだけでもOK。可能であれば、雑巾などで水滴を拭き取ると、次に使う人が気持ちよく使えます。

私は、ご利用者さんの歯磨き介助のタイミングで、洗面台の鏡からシンクまで、一気に洗ってしまいます。洗面台の近くに、スポンジと拭き上げ用の雑巾を用意しておくのが、私の時短テクニックです。

出勤時に玄関の落ち葉をチェック!

濡れた落ち葉は滑りやすく、ご利用者さんが転倒してしまうリスクが高くなってしまいます。そんな時にも、ついで掃除は活躍します。玄関に落ち葉が溜まっていないかをチェックします。

出勤時は確認だけでも大丈夫。ご利用者さんが到着するまでに、さっとホウキで掃いてしまえばOKです。

私の職場には、敷地にサクラの木が植えてあるので、時期によっては落ち葉が溜まりやすくなります。その都度掃除するのは少し大変ですが、まとめて片付けるよりは負担が少ないと思っています。

まとめ

「掃除=特別な時間を取ってやるもの」と思うと、どうしても後回しになりがちです。

でも、「今やっていることのついでに、少しだけ手を動かす」と考えるだけで、現場の清潔さと心の余裕は変わってきます。

そして何より大切なのは、一人で抱え込まないこと。小さな“ついで”をみんなで積み重ねることで、利用者さんも職員も気持ちよく過ごせる環境が作れます。

無理せず、できるところから「ついで掃除」始めてみませんか?

【生活支援員のための掃除テクニック】のカテゴリは現在準備中です。

現場歴15年の現役生活支援員で、介護福祉士の資格を持っています。

一人ひとりの話をじっくり聴くのが得意で、ご利掃除はご利用者さんのためだけではなく、私達自身の働きやすさにもつながると考え、様々な掃除のアイデアを実践しています。

現場の業務と同じくらい大切なのが、自分自身をいたわるセルフケア。”目指せ福祉マスター”では、仕事と暮らしのベストバランスを応援しています。

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