【生活支援員おすすめ】行動支援アプリ「ルーチンタイマー」でご利用者さんの見通しをサポート!

便利グッズとお助けアイデア

はじめに

生活介護事業所では、ご利用者さん一人ひとりのニーズに合わせた支援が日々行われています。
中でも、スケジュール管理行動面のサポートは、ご本人だけでなくご家族からも高い要望が寄せられる分野ではないでしょうか。

たとえば…

  • 時間通りに行動できるようになりたい
  • 予定の見通しを持てるようになりたい
  • 決めた順番通りに行動したい

こうしたニーズに応える可能性を秘めているのが、今回ご紹介するアプリ「ルーチンタイマー」です。

ご利用者さん支援はもちろん、支援員自身のタスク管理にも役立つかもしれません。ぜひ最後までご覧ください!


この記事はこんな方におすすめです

  • ADHDのあるご利用者さんを担当している生活支援員さん
  • 支援者からの声かけ以外の行動支援方法を探している生活支援員さん
  • 自分自身のタスク管理に悩んでいる生活支援員さん

ルーチンタイマーとは?

「ルーチン」とは、決まった動作を繰り返すこと。
「ルーチンタイマー」は、その動作や時間を設定しておくことで、一つずつ順番にアナウンスしてくれるアプリです。

ご利用者さんの支援ツールとしてだけでなく、私自身も日々のスケジュール管理に活用しています。
ここからは、実際に使ってみて感じたおすすめポイントをご紹介します。


ルーチンタイマーのここがすごい!

直感的に操作できるシンプル設計

アプリを開くと、

  • 上部に「?」と「郵便箱」マーク
  • 右下にオレンジ色の「+」マーク

この「+」マークから簡単に行動と時間を設定でき、ルーチン登録が完了します。
文字情報が少ないため、迷わず直感的に操作できるのが魅力です。

視覚ではなく“聴覚”に訴えてくれる

ルーチンを再生すると、
「今から○分間、●●を始めてください」と音声で案内してくれます。
携帯の画面をいちいち確認する必要がないので、次の行動にスムーズに移りやすくなります。

複数のルーチンを登録できる

例)

  • 朝の支度
  • 帰宅後の流れ
  • 就寝前の準備

このように場面ごとに複数登録できるので、ご利用者さんの支援にも、自分のタスク管理にも応用しやすいです。

再生中でも微調整が可能

予定より早く終わったり、不要な動作がある場合でも、一時停止・スキップができるため、
柔軟な対応が可能です。いちいち登録し直す手間がないのは大きなメリット!


ルーチンタイマーのデメリットは?

もちろん、完璧なアプリではありません。
以下のような注意点もあります。

  • 端末を近くに置いておく必要がある
  • 最初は入力作業に少し慣れが必要
  • 集中しすぎるとアナウンスを聞き逃す可能性がある

とはいえ、2024年4月時点では無料でダウンロード可能なので、試してみる価値は十分にあると感じます!

Get it on Google Play

こんな人に特におすすめ!

集中力が続かない人

途中で気がそれてしまいやすい人には、残り時間や次の行動をアナウンスしてくれることで、スムーズな切り替えをサポートできます。

👉ポイント
行動と行動の間に「気持ちの切り替え時間(1分程度)」を入れると、より効果的!

集中しすぎてしまう人

逆に、集中しすぎて時間を忘れてしまうタイプにも、外部アナウンスが良いきっかけになります。

新しい習慣を身につけたい人

継続したい行動をアナウンスで促してくれるので、「まあいいか」を減らして習慣化の助けになります。

複数のご利用者さんを同時にケアする支援員さん

タスクが重なる支援現場でも、ルーチンタイマーがリマインダー代わりになり、支援の効率アップが期待できます。

Get it on Google Play

まとめ|ルーチンタイマーで支援も自分もラクに!

今回ご紹介した「ルーチンタイマー」は、

  • 直感的に操作できる
  • スケジュール管理・習慣化に役立つ
  • 支援員自身のタスク管理にも使える

という魅力があり、支援ツールにも自己管理にも幅広く活用できるアプリです。

「時間通りに行動したい」「スムーズに次に移りたい」というニーズがあるご利用者さん支援に、ぜひ取り入れてみてください。
また、ご家族やご本人自身にも使ってもらえるとさらに効果が広がるかもしれません!

Get it on Google Play

【便利グッズとお助けアイデア】の記事をもっと読みたい人は?

こちらの「まとめページ」から、記事一覧をご覧ください。他のカテゴリも気になるあなたのために、まとめ記事一覧へのリンクも用意しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました