生活介護事業所がホームページを持つデメリットとは?3つの対策を解説

福祉×Web発信
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生活支援員の皆さん。
皆さんの職場では、ホームページを運営していますか?

前回の記事では、生活介護事業所がホームページを持つことのメリットについて紹介しました。

ホームページがあることで、事業所の紹介活動がスムーズになったり、ご利用者さんやご家族さんに事前に情報を届けられたりと、さまざまなメリットがあります。

一方で、ホームページを持つことには、デメリットもあります。

特に、日々の支援業務を優先しなければならない福祉事業所では、ホームページの制作や運営に十分な時間を確保することが難しい場合もあるでしょう。

私自身、生活介護事業所でホームページの運営を担当しているため、
こうした課題について考える機会があります。

そこで今回は、生活介護事業所がホームページを持つことのデメリットと、
その対策について紹介します。

この記事を読むと

・生活介護事業所がホームページを持つ際のデメリットがわかります
・ホームページの制作・運営に必要な時間、スキル、費用について理解できます
・事業所の状況に合わせた3つの対策を知ることができます

ホームページの運営に必要な3つのもの

生活介護事業所がホームページを持つ際には、
「時間」「スキル」「費用」が必要だと感じています。

① 時間

ホームページは、作って終わりではありません。

新しい情報を掲載したり、活動の様子を紹介したり、
掲載内容を見直したりと、
継続的な運営が必要になります。

法人の運営状況などを載せている場合は、
必要に応じて毎年の更新が必要です。

もちろん、どの程度の時間が必要になるかは、
ホームページの規模や更新頻度によって異なります。

ただ、福祉事業所では、日々の支援業務に加えて、
ホームページの運営を担当することも少なくありません。

人員配置の関係から、
専任のWeb担当者を置くことが難しく、
現場業務と兼任するケースもあるでしょう。

そうなると、ホームページの更新に時間を使うことで、
ほかの業務への影響が出てしまう可能性があります。

ホームページを運営する時間を、どうやって確保するか。
これは、私自身の抱えている大きな課題の一つです。

② スキル

ホームページを作成・運営するためには、
Webに関する知識やスキルも必要です。

どの程度自分たちで運営していくかによりますが、
ライティングスキルだけではなく、ページのレイアウトや、
掲載する写真の権利などについても、ある程度知っておく必要があります。

もちろん、すべての職員が専門的なWebスキルを身につける必要はありません。

それでも、実際に運営していくためには、
一定の知識や操作方法を身につける必要があります。

私は偶然、『めざせ!福祉マスター』で培った運営スキルが役に立っていますが、
そうした人材が必ずいるとは限りません。

③ 費用

ホームページの制作や運営には、費用もかかります。

無料で利用できるサービスもありますが、
独自ドメインの利用や必要な機能の追加などによって、
費用が発生する場合もあります。

また、制作費が安くても、
運営に必要な作業をすべて職員が担当することになれば、
その分の時間や労力が必要になります。

ホームページを持つ際には、初期費用だけでなく、
継続的にかかる費用や運営の負担も考えておくことが大切です。

対策① 自分たちでホームページを立ち上げる

1つ目の方法は、職員が自分たちでホームページを立ち上げることです。

ホームページ作成サービスなどを利用すれば、
専門的なプログラミングの知識がなくても、
比較的簡単に作成できる場合があります。

自分たちで制作する最大のメリットは、
制作費を抑えやすいことです。

また、Webに詳しい職員がいれば、
その知識を活かして制作や運営を進めることもできるかもしれませんし、
自分たちで運営するため、
掲載内容の変更や日々の更新にも柔軟に対応しやすくなります。

一方で、注意したい点もあります。

それは、制作や運営に時間がかかり、
相対的に職員の負担が増える可能性があることです。

現場業務と兼任する場合、
ホームページの運営が職員の負担になってしまう可能性があります。

自分たちで制作する場合は、
費用を抑えられるかどうかだけでなく、
無理なく制作・運営を続けられる体制があるかを考えることが大切です。

対策② 制作会社に依頼して納品してもらう

2つ目の方法は、ホームページの制作会社などに依頼し、
完成したものを納品してもらう方法です。

自分たちで一から制作する必要がないため、
Webに関する専門的な知識が少ない事業所でも、
ホームページを立ち上げやすくなります。

また、制作を専門家に任せることで、
デザインや構成などについても相談しながら進めることができます。

買い切り型の制作契約であれば、最初に制作費を支払い、
完成したホームページを納品してもらう形を取れる場合もあります。

ただし、納品後の所有権や利用権、
ドメインの管理権限などは契約内容によって異なるため、
事前に確認しておくことが大切です。

一方で、デメリットもあります。

まず、制作を依頼するための初期費用が必要になることです。

制作内容やホームページの規模によって費用は異なりますが、
自分たちで制作する場合と比べて、
まとまった予算が必要になることがあります。

また、制作会社との打ち合わせにも時間が必要です。

さらに、納品後に職員が自分たちで更新する場合は、
操作方法を覚える必要があります。

ホームページを制作してもらった後、
どのように運営していくのかまで考えておくことが大切です。

なお、制作会社によっては、
納品後の保守や更新も依頼できますが、
その場合は別途費用が発生することもあるため、
制作費だけでなく、公開後の運営費用も含めて検討するとよいでしょう。

対策③ サブスク型のサービスを利用する

3つ目の方法は、月額料金などを支払って利用する、
サブスクリプション型のホームページ制作・運営サービスを利用することです。

サービスによって内容は異なりますが、
ホームページの制作や公開後の運営支援などを、
継続的な契約によって利用できるものがあります。

サブスク型のメリットは、初期費用を抑えながら、
制作や運営にかかる負担を軽減できる可能性があることです。

例えば、制作費用が月額料金に含まれているサービスであれば、
最初にまとまった費用を用意する負担を抑えられる場合があります。

また、契約内容によっては、
ホームページの更新や修正を依頼することもできます。

自分たちですべての作業を行う必要がなくなれば、
職員の業務負担をある程度軽減できますし、
Webに詳しい職員がいない事業所や、
現場業務との兼任によって十分な時間を確保することが難しい事業所にとっては、
検討する価値のある方法だと思います。

一方で、注意したい点として、
月額料金が発生するため、
継続的な費用が必要になります。

また、サービスによっては最低契約期間が定められている場合もあります。

そのため、利用期間によっては、
買い切り型で制作を依頼するよりも、
トータルの費用が高くなる可能性があります。

さらに、月額料金にどこまでのサービスが含まれているのかも重要です。

ホームページの制作だけなのか、
更新や修正も依頼できるのか、
追加料金が発生する作業はあるのかなど、
契約内容によって受けられるサポートは異なります。

解約後にホームページを引き続き利用できるか、
ドメインや掲載データを引き継げるかといった点も、
確認しておきたいところです。

初期費用の安さだけで判断せず、
月額料金とサポート内容、
契約条件を含めて検討することが大切です。

サブスク型のホームページ制作・運営サービスについて詳しく知りたい方は、こちらから確認することができます【広告】

※リンク先の料金やサービス内容、契約条件を確認したうえで、自分たちの事業所に合ったサービスかどうかを検討してみてください。

自分たちの事業所に合った方法を選ぼう

ここまで、ホームページを持つための3つの方法を紹介しました。

それぞれにメリットとデメリットがあるため、
どの方法が最も優れているとは一概にはいえません。

大切なのは、自分たちの事業所に合った方法を選ぶことです。

例えば、次のように考えることができます。

  • 費用をできるだけ抑えたい場合: 自分たちで制作する方法を検討する
  • 初期費用を用意でき、制作後の運営を自分たちで行える場合: 制作会社への依頼を検討する
  • 初期費用を抑えたい、または職員の運営負担を軽減したい場合: サブスク型のサービスを検討する

もちろん、これはあくまで目安です。

それぞれの方法を比較しながら、
予算や職員のスキル、
運営に使える時間などを踏まえて判断することが大切です。

また、ホームページを立ち上げる前に、
誰が担当するのか、どのくらいの頻度で更新するのか、
どこまでの情報を掲載するのかを決めておくこともおすすめです。

まとめ

生活介護事業所がホームページを持つためには、
時間・スキル・費用が必要になります。

特に、現場業務と兼任する場合は、
ホームページの制作や運営が職員の負担になってしまう可能性があります。

どのような方法を選んでも、メリットとデメリットがあるため、
費用だけでなく、運営に必要な時間やスキル、
公開後のサポート体制なども含めて考えることが大切です。

私自身、生活介護事業所でホームページの運営を担当していますが、
現場の仕事と両立しながら運営することの難しさも感じています。

特に、施設として大きなイベントを企画し、
ウェブ上での告知や、問い合わせフォームからのチケット予約などを担当していた時は、
正直「現場に出ている時間を削っている」という感覚になったこともあります。

だからこそ、ホームページを持つこと自体を目的にするのではなく、
自分たちが無理なく運営を続けられる方法を選ぶことが大切だと思います。

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