突然ですが、皆さんが働いている施設に「送迎」はありますか? 今回は、100円ショップ大好き人間の私が、「送迎車内に置いておきたい」100円ショップの便利アイテムを5つご紹介します。
- 急なトラブルに対応しきれなかったことがある
- 「〇〇があれば良いな」というアイデアが出てこない
- 便利なグッズはそれなりに高価なんじゃないの?
そんな悩みや疑問をお持ちの皆さんに、ほぼ毎日送迎車を運転している私だからこその視点で、お役立ち情報を大公開します。
この記事は、
・送迎業務を担当している生活支援員さん
・便利さもコスパも譲れないタイプの人
・送迎業務を改善したい職員さん
におすすめです。
送迎業務のウエイトは大きい
送迎業務がある場合、ドライバーや介助員の業務負担はどうしても大きくなってしまいます。ご利用者さんが急変する可能性もゼロではないので、運転だけでなく、車内の様子にも気を配る必要があります。
そんな送迎業務の負担を少しでも軽減するための、おすすめ便利グッズ、早速紹介していきましょう!
1、かっぱ
最初に紹介する便利グッズは「かっぱ」です。特に、車椅子を利用したまま乗ることができる、リフト付きの送迎車がある場合に重宝します。
携帯用の簡易タイプであれば、100円ショップで手に入ります。
なぜ、傘ではなくかっぱをチョイスするの? と思われたかもしれません。実は、車椅子を利用しているご利用者さんが傘をさすと、後ろから車椅子を押しづらいんです。
そうかといって、介助者が傘をさすと片手では車いすを押せません。
というわけで、突然の雨対策にかっぱがあると便利です。車椅子を利用した状態で、すっぽり被ることができるポンチョタイプだとなお良しです。
2、ぞうきん
送迎中のアクシデントは突然やってきます。
「水筒の蓋が閉まっていなくて水浸しになった」
「フロントガラスのちょうど見えにくいところに鳥のフンを落とされた」
「玄関から乗降場所までがぬかるんでいて、車椅子のタイヤが泥まみれになった」 など
ティッシュなどで簡単に拭き取れない汚れの場合、ぞうきんが活躍してくれます。いわゆるタオル雑巾のようなタイプであれば、100円で3枚くらい買えます。
「タイヤの泥は施設についてから落とせばよいのでは?」
と思われたかもしれません。
少しマニアックな話になりますが、利用している車椅子の形状によっては「泥よけがついていないタイプ」があって、ご利用者さんの手の置き方によっては肘や前腕がタイヤに接触してしまうケースがあります。
「できるだけ送迎車内で対応したい」というケースもあるので、1枚の雑巾に助けられるシーンは意外と多いです。
3、バインダー
続いてご紹介するのはバインダーです。上部がクリップ止めになっているものが便利です。こちらも100円ショップで購入可能です。
白い紙を数枚セットすれば準備完了。
送迎中、ご家族さんから伝えらた事をメモしたり、預かった書類などを失くさないように挟んでおくなど、活躍の幅が意外と多いのが特徴です。
4、ビニール袋
いわゆるレジ袋です。2リットルのペットボトルが2本くらい入るサイズのものだと、特に汎用性が高いです。
車内で出たゴミを捨てるのに使うのはもちろん、座席が濡れてしまった時に、ズボンの下に敷いて簡易的な防水シートとして使うこともできます。
「座席が濡れたのなら、別な席に座ればよいのでは?」と思われるかもしれませんが、乗車人数の関係などで他に席が用意できない場合があります。
一時的にでも不快を和らげる手段として、あるとありがたいアイテムの1つです。
5、ポリエチレンの手袋
送迎中に困ってしまうのが「手が洗えないこと」です。最近は、消毒液などを用意しているケースも多くなってきましたが、それでも対応には限界があります。
送迎中のアクシデントの内容によっては、処置をするのに手袋をしたほうが良い場合があります。
ポリ袋と併用することで、処置後の衛生面にもバッチリ対応できます。
まとめ
今回は「送迎車内に置いておきたい」100円ショップの便利アイテムというテーマで、オススメを5つご紹介しました。
- 送迎中のアクシデントは意外と多い
- 100円ショップは活用しやすい
- アイデア次第で快適さが何倍にもなる
「送迎業務」と一口に言っても、車の大きさや乗車人数、ご利用者さんの障害特性やご自宅の立地条件などによって、状況は全く異なります。
これを用意すれば完璧、というものではありませんが、送迎車内に置いておく備品を検討される際は、この記事をぜひご活用下さい。
コメント