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あれ?なにが正解?ってなるとき、ありますよね
考える暇もない、でも考えずには動けない。そんなとき、私たち生活支援員は「どう関わるのが、その人にとってベストか?」を無意識に、何度も何度も自分に問いかけています。
だからこそ、支援の引き出しは多いほうがいい。
このカテゴリでは、支援の現場に、少しでも“判断の安心”を増やせますようにという思いを込めて、よくある“困った場面”への対応を、実践ベースでまとめました。
🧩現場レベルでの対応に不可欠なのが専門用語の理解。
だからこそ、ページ下部に“わかりやすさ重視”のやさしい解説を付けています。
「言葉が難しそう…」と感じる方も、どうぞ安心して読み進めてくださいね。
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用語 | やさしい説明 | 出典・根拠 |
---|---|---|
片麻痺 | 体の右か左側に麻痺がある状態。 手足が動かしにくくなったり、暑さや冷たさを感じにくくなることもある。 | 片麻痺について(総務省:PDF) |
感覚過敏 | 目や耳など、5感からの刺激を強く感じすぎてしまう状態。 日常生活に支障が出てしまうケースも。 | 感覚過敏・感覚鈍麻とは(大人の発達障害ナビ) |
ASD | 病名ではなく特性。 人との関わりに苦手があったり、興味や行動の偏りなどが見られる。 | 自閉スペクトラム症|ASD(国立精神・神経医療研究センター) |
リマインダー | 「今何をしているか」を思い出すためのサポートツール。 買い物の時にメモを持って行くのと似ている。 | 林 大輔 著:『行動障害、支援に役立つアイデア集』 |
【次にどう進む? あなたに合わせたご案内】
🔵 言葉選びから離れてリフレッシュしたいあなたへ
🟣 デスクワークスキルも高めたいあなたへ
【おわりに】
特性もニーズもそれぞれ違うご利用者さん。適切な距離感で寄り添い、支援するには実践経験と合わせ、他の事例から学びや気づきを得ることも欠かせません。
でも、いくら現場での対応力が上がったとしても。あなた自身が疲れて寝込んでしまっては本末転倒。だから、疲れている時は無理せず休んで大丈夫なんです。
【現場で使える支援スキル(生活支援員向け)】の記事を読んで、あなたの負担がほんの少しでも軽くなりますように。
これからも、あなたの「仕事と暮らしのベストバランス」を応援しています!
勤続15年、生活介護事業所で働く現役の生活支援員で、小学校第1種教員免許や、介護福祉士の資格を持っています。
ABA(応用行動分析学)をベースにした”環境を整える支援”で、ご利用者さんの悩みを言語化したり、わかりやすい言い換えに自信があります。
ありがたいことに、ご利用者さんからは「難しい話をわかりやすく説明してくれる」「アイデアが斬新で面白い」という評価を頂いています。
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