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日中活動レクをご利用者さんに合わせる工夫|生活支援員のアレンジ例

生活支援員のための日中活動アイデア
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生活支援員の皆さん。
日中活動のレクリエーションネタを探すこと、ありますよね。

本やネットで見つけたレクネタは、アイデアとしてとても参考になります。

これは私の新人時代の失敗経験なんですが、
「職員が、鼻歌やハミングで歌うイントロクイズは、準備不要でいつでもどこでも楽しめる」という情報を得たので、実際にやってみました。

ですが、実際に現場でやってみると

・そもそもルールが伝わらない
・一部のご利用者さんだけが答え続けてしまった
・ゆっくり話すご利用者さんが回答できない

といった状況になってしまいました。

このように、レクネタ自体は良い内容でも、
そのままでは現場に合わないことはよくあります。

そんなとき大切なのは、
レクネタをご利用者さんに合わせてアレンジする視点です。

今回は、生活支援員歴15年の私が、レクリエーションの定番でもある
「風船バレー」を例に、日中活動を調整する工夫を紹介します。


車いす利用者と歩行者が一緒に参加する場合

風船バレーは、身体を動かすレクリエーションとして人気があります。
ですが、歩行できる人と車いす利用の人が混ざると、動きの差が出やすくなります。

このような場合は、全員が椅子に座って参加するという方法があります。

全員が同じ姿勢になることで、

・目線が揃う
・安全に参加できる
・動きの差が小さくなる

といったメリットがあります。

「できる人に合わせる」のではなく、
全員が参加しやすい形に環境を調整することがポイントです。


ルールの理解度に差が出る場合

特に、集団での活動になると、ルールの理解度に差が出る場合があります。

風船バレーを、「何回ラリーが続いたか」で実施する場合。

・そもそも”風船バレー”がわからない人
・風船は打ち返せるけれど、数えるのが苦手な人
・「続けること」に、こだわりすぎてしまう人

など、ご利用者さんの理解度の差によって、ゲームそのものが成立しづらくなってしまうことも考えられます。

そんな時は、

・できる人は、「打つたびに”食べ物”を言う」
・今日は”ラリーを楽しむ日”にする
・風船を手で持ってもOKにする

など、ルールを柔軟に調整する方法がおすすめです。


風船が苦手なご利用者さんがいる場合

風船はレクリエーションでよく使われますが、
中には風船が割れる音が怖いと感じるご利用者さんもいます。

実際、私が関わっているご利用者さんにも、
割れる音を思い出してしまい、
風船を見るだけで取り乱してしまう人がいます。

そのような場合は、紙風船を使うという方法があります。

紙風船なら

・割れる音がない
・軽くてゆっくり動く
・安心して参加しやすい

といった特徴があります。

活動の道具を少し調整するだけで、
参加しやすさが大きく変わることもあります。


レクネタは「そのまま使うもの」ではない

日中活動のレクリエーションは、
本やネットで多くのアイデアを見ることができます。

ですが現場では、

・ご利用者さんの特性
・身体能力
・その日の体調
・活動の雰囲気

などによって、同じネタでも結果が変わります。

そのためレクネタは、
「そのまま使うもの」ではなく、ご利用者さんに合わせて調整するもの
と考えることも大切だと思います。


まとめ|日中活動は「合わせる方向」を変えてみる

日中活動を考えるとき、
「この活動にみんなで参加してもらう」
という発想になりやすいかもしれません。

ですが現場では、
日中活動にご利用者さんを合わせるのではなく、
ご利用者さんに日中活動を合わせていく
という視点も大切です。

レクリエーションのルールや道具を少し調整するだけで、
参加しやすさが変わることもあります。

活動の形にこだわりすぎず、
その場にいるご利用者さんに合う形を探していく。

そんな柔軟な発想も、
生活支援員の大切な支援スキルのひとつだと思います。

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