5つのステップでマスターしよう:ケース会議のレジュメの書き方

生活支援員ための「会議・記録スキル」

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生活支援員として働いていると、ケース会議に参加する機会は多くあります。
時には、会議を主催する立場になることも…。

そんなとき、
「レジュメを作らなきゃいけないけど、どう書けばいいかわからない!」
「先輩に聞いたけど、”ケースバイケース”だと言われた。」

と悩む方も少なくありません。実は私も、15年生活支援員を続けていますが、デスクワークは得意ではありません。

そこで今回は、私が実践しているレジュメの作り方をまとめました。
テンプレもご用意していますので、ぜひ活用してみて下さい。

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この記事を読むと

・「レジュメとは何か」がわかり、業務が効率化できるヒントが得られます
・ケース会議全体の流れがわかるので、レジュメ作成後の段取りがチェックできます
・会議の方向性による、2種類のレジュメをチェックできます


レジュメとは?

レジュメとは、会議全体の流れを大まかにまとめたものです。

つまり、「これを読めば全部わかる!」という完璧な資料を作る必要はないということ。

福祉の現場は日々忙しく、じっくり資料作りに時間を割くのはなかなか難しいですよね。
だからこそ、「大まかな流れが伝わればOK!」と割り切って、シンプルにまとめるのがポイントです。

書類を書く時、言葉選びで時間を使いすぎてしまう、という悩みはありませんか?
こちらの記事では、書類を書く時の言葉選びについて詳しくまとめています👇️


ステップ1:会議の目的を決める

まず大切なのは、会議の目的をはっきりさせることです。

ケース会議には、大きく分けて2つのタイプがあります。

情報を共有するタイプ

  • 支援内容や役割がすでに決まっている場合に多い
  • 比較的短時間でまとまるが、新しいアイデアは生まれにくい


「Aさんの支援方法を全体で共有する」
「歩行訓練の担当者を決める」

問題について意見を出し合うタイプ

  • 支援方法がまだ決まっていない場合に多い
  • 斬新なアイデアが生まれる反面、収拾が難しくなることも


「Aさんに必要な支援方法を考える」
「歩行訓練について意見を出し合う」


ステップ2:参加メンバーを決める

目的が決まったら、誰に参加してもらうかを考えます。

  • 現在関わっている支援員
  • これから関わってほしい職員
  • サービス管理責任者
  • 相談支援専門員
  • 施設外の支援関係者(必要があれば)

たくさんの関係機関が一度に集まることは現実的に難しいですが、「支援に必要な人」をイメージしながらリストアップしましょう。


ステップ3:会議の日時を決める

続いて、会議の日程調整です。

声かけの優先順位は、

  1. 外部関係者
  2. 相談支援専門員
  3. サービス管理責任者
  4. 関わり始める予定の職員
  5. 現在関わっている職員

この順番にすると、日程がスムーズに決まりやすいです。

また、「いつがいいですか?」ではなく、候補日を3〜4つ提示するのがコツ。
無理に全員を揃えようとせず、必要に応じて事前に意見を集めておきましょう。


ステップ4:テンプレートを作る

ここから実際にレジュメ作成に入ります。

あなた自身の負担をできるだけ減らすため、テンプレート化しておくのがおすすめ!

…といっても、いきなりパソコンでまとめようとすると、どうしても手が止まりがちですよね。

私は一度ふせんに書き出してから整理するようにしています。
色分けはせず、単色で大きめのものを使う方が迷いがなく、結果的にスムーズに進みます。

※私が実際に使っているのはこのタイプです。(Amazon広告)

レジュメに必要な項目

  • 資料のタイトル
  • 日時
  • 場所
  • 目的
  • 参加者
  • 対象者
  • 検討内容(タイムテーブルもあるとベター)

これらが書かれていれば、参加する人が「これはこういう方向性の会議なんだな」とわかりやすくなります。

情報共有タイプのテンプレ例

ケース会議資料

作成者:生活介護事業所『△△』 生活支援員〇〇

1. 日時:2024年〇月✕日 15:00〜
2. 場所:生活介護事業所『△△』会議室
3. 目的:「急な予定変更時の役割分担を決める」
4. 参加者:〇〇、〇〇(敬称略)
5. 対象者:Aさん
6. 検討内容:
 ①情報共有(5分)
 ②役割確認(15分)
 ③評価方法確認(10分)
 ④その他

意見出しタイプのテンプレ例

ケース会議資料

作成者:生活介護事業所『△△』 生活支援員〇〇

1. 日時:2024年〇月✕日 15:00〜
2. 場所:生活介護事業所『△△』会議室
3. 目的:「急な予定変更時の対応策を話し合う」
4. 参加者:〇〇、〇〇(敬称略)
5. 対象者:Aさん
6. 検討内容:
 ①情報共有(5分)
 ②アイデア出し(30分)
 ③検討結果まとめ(10分)
 ④その他

ステップ5:まとめ資料(議事録)を作る

会議が終わったら、できるだけ早く議事録を作成しましょう。

こちらもテンプレを用意しておくと楽です!

議事録に必要な項目

  • 日時
  • 場所
  • 参加者
  • 対象者
  • 議題と結果

ポイントは、内容を1枚にまとめること
似た意見はまとめて、シンプルに仕上げましょう!


番外編:会議を円滑に進める2つのテクニック

① グランドルールを書く

会議の最初に、話し方や態度のルールを伝えておくとスムーズです。

  • 発言は短く、わかりやすく
  • 専門用語には簡単な説明を添える
  • 他人の意見を否定しない

② 知りたいことを書く

レジュメに、「この会議で明らかにしたいこと」を明記すると、
参加者の意識が揃いやすくなります。

テンプレで書いたAさんのレジュメを例にすると、

  • Aさんにとって「急」とはどれくらいか知りたい
  • 言葉以外の伝達方法について意見がほしい

などの意見を書き添えることで、参加者が事前に意見をまとめやすくなります。


実践してみよう

この5ステップとテンプレートがあれば、
レジュメ作成も怖くなくなるかもしれません。

「流れが伝わればOK!」くらいの感覚で、とりくんでみてください。

それでも、初めてのケース会議主催の場合は、
しっかり準備をしても不安になってしまいますよね。

「不安で仕方がない」という気持ちを、”別な視点”で捉えるヒントをご用意しています。
レジュメ作成が一段落したら、ぜひ読んでみて下さい👇️


まとめ

ケース会議のレジュメ作成は、
慣れれば意外とシンプルです!

  • 目的を決める
  • メンバーを決める
  • 日時を決める
  • テンプレでレジュメを作る
  • 議事録をまとめる

この流れを押さえて、支援の質をさらに高めていきましょう!

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【生活支援員の便利帳】では、車いす支援や日中活動のアイデアなど、利用者さんの支援を考えるうえで大切にしたい考え方を「全記事・私の実体験ベース」で書いています。

勤続15年、生活介護事業所で働く現役の生活支援員です。

ケアマネージャー、介護福祉士、小学校第1種教員免許の資格を持っていて、特に専門用語を使わずにわかりやすく説明することが得意です。

ありがたいことに、ご利用者さんだけでなく、ご家族さんからも「説明が丁寧でわかりやすい」とご高評を頂いています。

実はココだけの話、デスクワークはちょっと苦手。そんな私だからこそ書ける、「苦手な人目線でのお助けアイデア」をぜひご覧下さい。

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