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日中活動が盛り上がらないときの対処法|生活支援員の現場判断

生活支援員のための日中活動アイデア
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生活支援員の皆さん。ご利用者さんの日中活動をサポートする機会、多くないですか?
中でも、レクリエーション系の「大人数で参加する活動の進行役」となると、

・思ったより盛り上がらない
・反応が限定的
・途中で寝てしまうご利用者さんがいる

そんな壁にぶつかってしまうことも、少なくないと思います。

私もこれまで、
「これは盛り上がるはず」と思って準備した活動が、
思ったような反応にならなかったことが何度もあります。

むしろ、思った反応が返ってこなかったことのほうが、
多いかもしれません。

そんなとき、つい「なんとか盛り上げなきゃ」と、
頑張ってしまうことがあります。

ですが現場で感じるのは、
無理に盛り上げようとするほど、活動がうまくいかないことがあるということです。

今回は、日中活動が盛り上がらないときに
生活支援員が意識しておきたい「現場判断」について紹介します。


日中活動は「計画通り」に進まなくて当たり前

日中活動は、事前に計画していても
その通りに進むとは限りません。

理由はいろいろあります。

・ご利用者さんの体調
・その日の気分
・周囲の雰囲気
・活動内容との相性

同じ活動でも、

ある日は盛り上がる
ある日は静か

ということもよくあります。

つまり日中活動は、
「計画通りに進めるもの」ではなく、その場の様子を見ながら調整していくものだと思っています。


「盛り上がる」って正しいこと?

そもそも、盛り上がるとは何でしょうか。
簡単に説明すると、
「その場の雰囲気や気持ちが高まり、賑やかになること」です。

活動が盛り上がらないとき、
支援員はついこんな行動を取りがちです。

・無理にテンションを上げる
・発言を促すために指名する
・予定通りに進めようとする

もちろん、場を作ることも大切です。

ですが、
「何とか盛り上げなきゃ」という気持ちが強くなるほど、
ご利用者さんにプレッシャーがかかってしまうこともあります。

・答えないといけない
・参加しないといけない

そんな空気になると、
かえって参加しにくくなることがあります。

日中活動の目的は「盛り上がること」ではなく
安心してその場にいられることなのかもしれません。


うまくいかないときは「方向転換」を考える

ここで、皆さんに質問です。
「全ての日中活動で、テンションを上げて賑やかになる必要」があるでしょうか?

答えはNOです。

ご利用者さんも、我々生活支援員も”人間”です。
うまく噛み合わない時もあるんです。

「でも、盛り上がらないのは空気的に辛い」
と感じてしまうこともありますよね。その気持ち、良くわかります。

そこで、現場歴15年。学べるレクリエーションを10年以上主催してきた私から、アドバイスを1つ。私が意識しているのは、

活動を柔軟に軌道修正することです。

例えば、レクリエーションで、クイズ大会をしていたとします。

最初は「早押し形式」でやれば、ゲーム性が上がると考えました。
ですが、特定のご利用者さんだけが答える状態が続き、他のご利用者さんの気持ちが離れてしまいました。

さて、ここで皆さんならどんな対応をするでしょうか。

答えはそれぞれかも知れませんが、
「最初に決めた”早押し形式”を変えずに進行する」だけでなく、

・3択問題に切り替え、全員が「せーの」で回答する
・クイズが得意なご利用者さんに、出題者になってもらう
・チーム戦にして、シンキングタイムを取るようにする

最初の狙いにこだわりすぎず、
その場に合う形に調整していくことが大切だと感じています。


日中活動は「狙いに合わせる」より「合わせていく」

日中活動を考えるとき、

「みんなで盛り上がろう」
「この活動を成功させよう」

と目標を決めることもあります。

ですが現場では、
その狙いにご利用者さんを合わせようとすると、うまくいかないこともあります。
そんなときは、

・活動を小さくする
・内容を変える
・別の活動にする

といった形で、
活動のほうを調整するという考え方も大切だと思っています。


まとめ|活動より「その場の安心」を大切に

日中活動が盛り上がらないとき、
「失敗してしまった」と感じることもあるかもしれません。

ですが現場では、活動を成功させることよりも、
ご利用者さんが安心して過ごせることのほうが大切だと感じています。

日中活動がうまくいかないときは、
無理に続けるのではなく思い切って方向転換する。

そんな柔軟さも、
生活支援員の大切な現場判断のひとつだと思います。

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