生活支援員の仕事は、
一つひとつの出来事が積み重なって、
気づかないうちに疲れが溜まりやすい仕事です。
ご利用者さんへの対応、送迎、記録、職員同士の連携。
忙しい一日の中で、心も体もずっと動き続けています。
そんな時に私がやっているのが、
「深呼吸」という小さなセルフケアです。
特別な準備は必要ありません。
やり方を少しだけ意識するだけの、とてもシンプルな方法です。
ですが、この1回の深呼吸があるだけで、
気持ちの切り替えがぐっと楽になることがあります。
今回は、生活支援員歴15年の経験の中で実践している
「職場でできる、けん流・深呼吸」を紹介します。
「けん流・深呼吸」のやり方
やり方はとてもシンプルです。
① 吐ききる(口からでも鼻からでもOK)
② お腹が膨らむようにしながら、5秒かけて吸う(口からでも鼻からでもOK)
③10秒かけて、口から吐ききる
これだけです。
ポイントは、
吐く時間を、吸う時間の2倍ほど取ること。
吐いている時に、
「リラックスできているよ」
と、自分に言ってあげるのがポイントです。
こんな時に使える|現場での具体的な場面
この呼吸法は、できれば「誰もいない空間で」行うのがおすすめです。
生活支援員の仕事は、想定外も含めて様々な出来事が立て続けに起こるので、
気持ちを切り替える時間が取りにくいことがあります。
ポイントは、「疲れを感じてから深呼吸する」のではなく、
深呼吸を”先取り貯金”のように考えること。
あらかじめ深呼吸しておく、くらいの感覚で現場に出るようにしています。
送迎が終わった時
送迎が終わり、駐車場に車を停めた時は、
けん流・深呼吸のチャンスかもしれません。
誰もいない車内で、ゆっくりと深呼吸してから現場に出ます。
ワンポイントアドバイス
⇒車に忘れ物をしたことにして、送迎車に戻ることがあります
トイレに行った時
トイレに行ったときも、深呼吸するタイミングです。
深呼吸でリズムを作ってからトイレを出ます。
ワンポイントアドバイス
⇒深呼吸をするために、トイレにいくことがあります
備品管理のタイミングで
私が勤めている生活介護事業所には、備品の倉庫があります。
・手洗い用の液体石鹸を取りに来た
・箱買いしたトイレットペーパーを置きに来た
・創作活動に必要な材料を探しに来た
こういった、「ちょっとしたタイミング」でも、
けん流・深呼吸は使えるんです。
ワンポイントアドバイス
⇒他の職員さんの仕事を引き受けて、あえて備品倉庫にいくことがあります。
職員用のロッカールームに入った時
私の職場には、職員用のロッカールームがあります。
ご利用者さんが立ち入ることのない場所であれば、
安心して深呼吸することができます。
ワンポイントアドバイス
⇒始業や休憩時だけでなく、送迎から帰ってきたタイミングなどが入りやすいです
小さなリセットが、1日の疲れを変える
生活支援員の仕事は、
大きなストレスが一度に来るというより、
小さな出来事が積み重なっていく仕事だと感じています。
だからこそ、「先取り貯金」のイメージで、
大きく1回深呼吸
そんな小さなリセットが、
1日の疲れ方を変えてくれることがあります。
忙しい現場の中でも、
「今ならできそう」と思ったタイミングで、
ぜひ試してみてください。
まとめ|1回の深呼吸でも気持ちは整う
生活支援員の仕事では、
気持ちを切り替える時間を作ることが難しい場面もあります。
ですが、
・トイレに行った時
・送迎から帰った時
・昼休みの前後
こうした場面で、呼吸を整える時間を作るだけでも、
気持ちの流れが変わることがあります。
特別な道具も必要なく、
その場でできるセルフケアです。
日々の支援の中で、
「ちょっとリセットしたいな」と感じた時に、
思い出してもらえたら嬉しいです。



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