忙しい生活支援員のためのレジュメを議事録にする時短術|書き直さない記録のコツ

生活支援員ための「会議・記録スキル」

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ケース会議が終わったあと、

「議事録、書かなきゃ…」
「でも時間がない…」

そんなふうに感じたことはありませんか?

現場は日々動いていて、ケース会議を開くだけでも一苦労。

それでも、「記録は大事だから」と思って、
なんとか時間を作っている方も多いと思います。

私自身も、生活支援員として15年働く中で、
議事録に時間を取られ、現場とのバランスに悩んできました。

そこでたどり着いたのが、
「レジュメをそのまま議事録にする」という考え方です。

この記事では、忙しい生活支援員さんのために、
無理なく続けられる“時短型の議事録の作り方”を紹介します。

この記事を読むと

・「レジュメを議事録にする」というアイデアを知ることができます
・ゼロから議事録を作成するよりも時短になります
・時短と質を両立するための考え方を知ることができます


議事録は「書き直さなくていい」

レジュメを作る⇒議事録を書く

これは、同じ内容を2回まとめている状態です。
それぞれをゼロから作る余裕は、正直言ってありませんよね?

でも実際はレジュメを作った段階で、
もう議事録の土台はできているんです。

つまり、「議事録を書き直す」のではなく、
「レジュメに追記するだけ」でいいと考えるのがポイントです。


時短のコツは「レジュメの使い方」

ここからは、実際に私が現場でやっている
“レジュメを議事録にする方法”を紹介します。

まずはこちらのテンプレートをご覧ください。
「参加者が意見を出し合うタイプ」のケース会議のレジュメです。

ケース会議資料

作成者:生活介護事業所『△△』 生活支援員〇〇

1. 日時:2024年〇月✕日 15:00〜
2. 場所:生活介護事業所『△△』会議室
3. 目的:「急な予定変更時の対応策を話し合う」
4. 参加者:〇〇、〇〇(敬称略)
5. 対象者:Aさん
6. 検討内容:
 ①情報共有(5分)
 ②アイデア出し(30分)
 ③検討結果まとめ(10分)
 ④その他

レジュメを作ったら、そのファイルをコピーして「議事録用」も作っておきます。

このレジュメの作り方を知りたい!という人は、こちらの記事で詳しく解説しています。別のテンプレートもご用意しています👇️


① 「目的」の直下に“結果”を追記する

議事録を作る人も忙しければ、
議事録を読む人もまた忙しいです。

目的のすぐ下に「結果」を書くことで、
目的と結果がセットで見えます。

つまり、読む側も「何のための会議で、どうなったのか」が一瞬でわかります。


② 「検討内容」は“時間”ではなく“意見”に置き換える

6. 検討内容:
 ①情報共有(5分)
 ②アイデア出し(30分)
 ③検討結果まとめ(10分)
 ④その他

この(5分)(30分)(10分)といった時間の部分は消します。

そこに「会議で出た意見」を書いていくだけで、
レジュメが議事録に早変わり、というわけです。


③ 「全部書かない」前提にする

ここが一番大事で、一番時短になる部分なんですが、
全部書こうとしないことが、とにかく大事です。

目安は「優先度の高い意見3つ」でOK。

なぜ3つ?と思われたかも知れませんが、
これには私の現場での体験が根拠になっています。

ある日のケース会議の後、議事録を作成していたのですが、
「あとで必要になるかも」と思って、できるだけ多くの意見を書き起こしました。

当時、急な欠員による人手不足も影響して、
議事録をまとめ終えたのが、休日を挟んで5日後。

議事録を渡した上司から、
「いつの会議だった?」と言われてしまいました。

一緒に参加した同僚には、
議事録を手渡した瞬間に、文字の多さに一瞬フリーズ。

それ以来、
「相手の記憶が新しいうちに、密度の濃い情報だけを載せる」ということを、
徹底的に意識するようになりました。


「時短」と「質」は両立できる

①〜③を踏まえて、ケース会議のレジュメを、議事録に変えたのがこちらです👇️
※追記・編集した部分は太字にしています。

ケース会議議事録

作成者:生活介護事業所『△△』 生活支援員〇〇

1. 日時:2024年〇月✕日 15:00〜
2. 場所:生活介護事業所『△△』会議室
3. 目的:「急な予定変更時の対応策を話し合う」
  結果⇒「前日の昼までに、紙に書いて本人に手渡す方法を試す」
4. 参加者:〇〇、〇〇(敬称略)
5. 対象者:Aさん
6. 検討内容:
 ①情報共有
 ②アイデア出し
  ・当日の朝や、前日の夕方では怒ってしまった(〇〇)
  ・口頭よりも、文字で伝えたほうが「伝わった」と感じる(〇〇)
  ・午前中に、予定表をじっと見てから活動を始めている(〇〇)

 ③検討結果まとめ
  ・本人にとって、前日の昼以降が「急」と感じるのではないか
  ・当日の変更はどうすればいいか
   ⇒次回のケース会議で議題とする

 ④その他
  ・次回開催日は未定

このように、レジュメに追記していくだけで、議事録が完成します。

今回はブログ用にシンプルにまとめていますが、
会議で出た意見をまとめるのは難しいですよね。

私は、ふせんに「1意見1枚」で書いていき、後から整理する方法を取っています。
色分けはせず、単色で大きめのものを使う方が迷いがなく、結果的にスムーズに進みます。

※私が実際に使っているのはこのタイプです。(Amazon広告)

ここまでの方法は、「手を抜く」ためのものではありません。
“必要な部分に集中する”ための工夫です。

現場は、

  • 時間がない
  • 人手が足りない
  • 突発対応が多い

そんな中で「全部を完璧にやる」のは現実的ではありません。

だからこそ、無理なく続けられる形にすることが大切なんです。


レジュメは「そのまま使うもの」というアイデア

レジュメは、ケース会議のためだけの資料ではありません。

会議後も使える形にしておくことで、議事録に応用でき、仕事が楽になります

レジュメの作り方については、こちらの記事で「5ステップでマスターしよう」というテーマで、詳しく解説しています👇️


まとめ

忙しい現場で議事録を続けるためには、
「やり方」を変えることも大切です。

レジュメをそのまま活用し、

  • 目的の下に結果を書く
  • 不要な項目は消す(”念の為”で残さない)
  • 優先度の高い意見に絞る

これだけで、議事録は“書き直すもの”から“仕上げるもの”に変わります

ケース会議は、その場で終わりではなく、
その後の支援につなげるもの。

忙しい毎日の中でも、
無理なく続けられる形で、記録と向き合ってみてください。

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