福祉の現場で働いていると、
「個別支援計画」
「サービス等利用計画」
という言葉を耳にすることがあります。
どちらも支援に関わる大切な計画ですが、
「何が違うの?」
「どちらも支援内容を書くものではないの?」
と感じたことはないでしょうか。
この記事では、現場歴15年の私が、
調べたらわかる教科書的な情報ではなく、
「今日から勤める新人さんにも、書類が苦手な職員さんにもわかりやすい」
現場に落とし込んだ説明をしようと思います。
この記事を読むと
・個別支援計画と、サービス等利用計画の違いがわかります
・制度面での説明ではなく、徹底的に噛み砕いた説明を知ることができます
・生活支援員として必要な視点について知ることができます
サービス等利用計画とは?
調べて分かる情報は割愛します。
サービス等利用計画とは、
ご利用者さんがどのような生活を送りたいのかをまとめた、
「暮らしのプラン」です。
生活介護を利用しているご利用者さんは、
「暮らしのプラン」の中に、
”生活介護で過ごす”という項目があるので、
利用しているというわけです。
個別支援計画とは?
個別支援計画とは、
具体的に何をして過ごすのか、どんなサポートが必要かをまとめた、
「この施設での暮らし方ガイド」です。
「暮らしのプラン」であるサービス等利用計画は、
基本的にその人につき1つ作成しますが、
「この施設での暮らし方ガイド」である個別支援計画は、
利用する施設ごとに作ることになります。
※サービス等利用計画は作成するけれど、
個別支援計画は不要というケースもありますが、
ここではその説明はしません。
個別支援計画とサービス等利用計画の違い
ここからは、より現場目線で
「個別支援計画とサービス等利用計画の違い」を、
比較していきます。
Q:誰が作るの?
・個別支援計画→サービス管理責任者
・サービス等利用計画→相談支援専門員
が、それぞれ作成します。
私の職場には、サービス管理責任者と相談支援専門員の両方が在籍しているため、現場の職員さんが混乱してしまいがちです。
仮に、サービス管理責任者をA職員。相談支援専門員をB職員とします。
「”この施設での過ごし方ガイド”はA職員が作る」
「”暮らしのプラン”は、B職員以外の人が作っても大丈夫」
という違いがあります。
どこで使うの?
・サービス等利用計画→旅のしおり
・個別支援計画→店ごとの専用プラン
と考えるとわかりやすいのではないでしょうか。
もう少し具体的に例えると、
旅のしおりには、どの店で何を食べるかが書かれていて、
それを見たお店の人が、旅のしおりに合わせて専用プランを用意してくれる、
というイメージです。
現場の生活支援員にも関係がある
「計画を作るのは相談支援専門員やサービス管理責任者だから、自分には関係ない」
と思う方もいるかもしれません。
しかし、
実際に支援を行うのは生活支援員です。
日々の記録や気づきは、
個別支援計画の見直しにつながるので、
施設によっては、
サービス管理責任者から意見を求められる事もあります。
まとめ
- サービス等利用計画:”暮らしのプラン”
- 個別支援計画:”この施設での過ごし方ガイド”
どちらも、ご利用者さんの生活を豊かにするという意味で共通していますが、
役割が異なります。
生活支援員として働く私たちも、
それぞれの違いを理解することで、
日々の支援の目的をより意識しやすくなるのではないでしょうか。
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勤続15年、生活介護事業所で働く現役の生活支援員です。ケアマネージャー、介護福祉士、小学校の教員免許などを持っています。
ご利用者さんの悩みを言語化したり、わかりやすい言い換えに自身があり、ご利用者さんからは「説明がわかりやすい」「例え話が上手」という評価を頂いています。
ABA(応用行動分析学)をベースにしたアプローチが得意で、「どのように環境を整えていくか」を入口に支援を組み立てています。ABAについては、こちらのサイトが非常にわかりやすいのでおすすめです👇️






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