「生活支援員 きつい」
「生活支援員 やめとけ」
こんな検索ワードを見ると、
これから福祉の仕事を目指す人は、
不安になってしまいますよね。
実際、生活支援員の仕事は、
決して楽な仕事ではないと思います。
ただ、何がきついのかを知っておくことで、
「自分に向いているか」
「どんな準備をしておけばいいか」
を考えやすくなると思います。
今回は、現場歴15年の私が、
生活支援員の仕事で「きつい」と感じやすいポイントを、
リアルにお話ししていきます。
この記事を読むと
・生活支援員が「きつい」と言われる理由がわかります
・自分に向いている仕事か考えるヒントになります
・現場で働く前に、心の準備ができるようになります
■ 1.体力勝負になりがち
生活支援員の仕事は頭を使います。
そして、思っている以上に体も使います。
私自身、20代半ばからこの仕事をしていますが、
正直、若さでカバーできたのは30代前半くらいまでだったように感じます。
もちろん、施設の種類や支援内容にもよりますが、
- 車いす介助
- 移乗介助
- トイレ介助
- 外出支援
- レクリエーション
など、日常的に体を動かす場面は少なくありません。
今でも筋トレを続けていますし、
もともと体を動かすことが好きだから続けられている部分もあります。
逆に、
「できればデスクワーク中心がいい」
「体を動かすのは苦手」
という方は、きつさを感じる場面が多いかもしれません。
■ 2.精神的なプレッシャーと対人関係の難しさ
生活支援員の仕事で、私が一番難しいと感じるのは、
やはり「人と関わる仕事」であることです。
言葉だけでは伝わらないことも多い
ご利用者さんの中には、
言葉でのコミュニケーションが難しい方もいます。
そのため、
- 表情
- 行動
- いつもとの違い
- ちょっとしたサイン
を見ながら、
「何を伝えたいのかな?」と考える場面がたくさんあります。
もちろん、経験を重ねると見えてくることもありますが、
常にアンテナを張っている感覚はあります。
「支援員・現場の本音」のカテゴリでは、
『生活支援員の「なんで分かってくれないの?」の背景にある、“普通”のズレ』についても書いています。
お時間があれば、ぜひ読んでみてください👇
突発的なトラブルへの対応
どんな職場にも突発的なアクシデントはあると思います。
ですが、利用者さんの中には、
- 突然大きな声を出してしまう
- 怒り出してしまう
- 自分や他人を傷つけてしまう
といったケースもあります。
もちろん、すべての方がそうではありません。
私も新人の頃は、
「どう対応したらいいんだろう」と、
頭が真っ白になったことがあります。
経験を重ねると、
ある程度落ち着いて対応できるようになりますが、
最初のうちは精神的な負担を感じやすいかもしれません。
職員同士の人間関係に悩むこともある
福祉の仕事は、
チームで関わることが基本です。
だからこそ、
- 支援の考え方
- 優先順位
- 利用者さんへの関わり方
で意見が合わないこともあります。
私自身、全体の支援方針が決定された後でも、
「この対応の方が良いんじゃないかな」と思うこともありますし、
逆に学びや気づきに繋がることもあります。
人間関係の悩みは、
どの仕事にもありますが、
福祉現場も例外ではないと思います。
■ 3.衛生面での心理的ハードル
少し生々しい話になりますが、
衛生面への抵抗感がある場合も、
きついと感じやすいかもしれません。
例えば、日中のトイレ介助だけでなく、
- 失禁時の対応
- 嘔吐物の処理
などは、起こり得ることです。
特に、匂いに敏感な方は、
最初はかなり大変だと思います。
私は15年続ける中で、
ある程度慣れた部分もあります。
とはいえ、その日の体調やコンディションによっては、
今でも「マスクをつけているけど、今日はちょっとしんどいな……」
と思うことがあります。
慣れる部分はありますが、
完全になくなるわけではない、
というのが正直な感想です。
■ だからこそ、「きつい=向いていない」とは限らない
ここまで、
生活支援員の大変な部分をお話ししてきました。
たしかに、決して楽な仕事ではないと思います。
でも私は、
「生活支援員だけが特別きつい」とは思っていません。
どんな仕事にも、
大変な部分や向き不向きがあります。
大切なのは、
「自分がどんな大変さなら、きついと感じにくいか」
を知ることなのではないでしょうか。
■ まとめ
生活支援員が「きつい」と言われる理由として、
- 体力勝負になりやすい
- 精神的なプレッシャーが大きい
- 人間関係に悩むこともある
- 衛生面への抵抗感がある
といった点があります。
ですが、この世の中には、
”本当に楽な仕事”はそれほど多くないようにも感じています。
だからこそ、
「自分の適性に合っているか」を考えることが、
一番大切なのかもしれません。
この記事が、
これから生活支援員を目指す方の、
考えを整理するきっかけになれば嬉しいです。




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