「今日のレクリエーション、あまり盛り上がらなかったな…。」
生活支援員として働いていると、
そんなふうに感じる日もあります。
ですが、本当に「盛り上がること」だけが、
良い日中活動なのでしょうか。
今回は、現場歴15年の経験をベースに、
・大きな声が苦手な人
・にぎやかな雰囲気で疲れてしまう人
・静かに過ごす時間を大切にしたい人
に向けた、現場で取り入れやすい
「静かな日中活動」を4つ紹介します。
この記事を読むと
・「静かな日中活動」についてのアイデアを知ることができます
・無理に盛り上げなくても大丈夫なんだ、と思うことができます
・「その人にあった活動を選ぶ」という視点が身に付きます
① 足湯やアロマなどのリラックスタイム
「ゆっくり過ごす時間」をつくる活動です。
例えば、
- 足湯
- アロマディフューザー
- 温かいタオルで目を休める
などであれば、専門的な知識や技術はほとんど必要なく、
会話がなくても心地よく過ごせます。
普段活動的なご利用者さんでも、
「たまにはゆっくりしてみようかな。」
という日に選択肢として用意できる活動です。
② クラシック音楽鑑賞会
私の職場に、クラシック音楽を聞くのが好きな生活支援員がいて、
その人がきっかけで始めた活動です。
音楽というとカラオケを思い浮かべる方も多いですが、
「聴くこと」を楽しむ活動もおすすめです。
クラシックだけでなく、
- 映画音楽
- オルゴール
- 自然音
などでも構いません。
睡眠について特別なサポートが不要なら、
思わずウトウトしてしまうのもOK。
リラックスタイムとの併用もおすすめです。
③ 読書会
”読書”と聞くと難しく感じるかもしれませんが、
「ちょっと知的な時間を過ごしている」
というプレミアム感が欲しい場合にいかがでしょうか。
小説をじっくり読むのも良し、
雑誌や写真集を楽しむのも良し。
ひとりでも集団でも楽しめる活動です。
ご利用者さんの好みなどを発見できる機会にもなるので、
本に抵抗のないご利用者さんがいる場合には、
おすすめの活動です。
④ ジグソーパズル
個別活動としても、
集団活動としても取り入れやすいのがジグソーパズルです。
しかも、脳トレや手指の運動などの要素もあるので、
楽しみながら機能を維持できるのもポイントが高いです。
一人で集中することもできますし、
会話を楽しみながら取り組むこともできます。
1点だけ注意が必要なのが、
小さいパズルのピースは、
誤飲の危険性があることです。
静かな時間にも価値がある
特にレクリエーションと聞くと、
みんなでワイワイ盛り上がる、
という印象が先行しがちです。
ですが、静かな時間が好きなご利用者さんにとっては、
にぎやかな活動が負担になることもあります。
大切なのは、
「盛り上がるのがいいか、静かがいいか」ではなく、
その人に合った過ごし方を選べること。
参加するご利用者さんの顔ぶれを見て、
「今日はどんな雰囲気で進めたいですか?」
と聞いてみるのも良い方法だと考えています。
まとめ
静かな日中活動には、
- 足湯やアロマなどのリラックスタイム
- クラシック音楽鑑賞会
- 読書会
- ジグソーパズル
などがあります。
どれも派手な活動ではないかもしれません。
でも、ご利用者さんによっては、
「今日も楽しかった。」
「落ち着いて過ごせた。」
そう感じられる大切な時間になるかもしれません。
「どんな雰囲気だったか」ではなく、「その人らしく過ごせたか」。
そんな視点を持つことで、日中活動の選択肢はもっと広がるのではないでしょうか。
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勤続15年、生活介護事業所で働く現役の生活支援員です。ケアマネージャー、介護福祉士、小学校の教員免許などを持っています。
ご利用者さんの悩みを言語化したり、わかりやすい言い換えに自身があり、ご利用者さんからは「アイデアが斬新」、「フォローが上手」とご評価頂いています。
ABA(応用行動分析学)をベースにしたアプローチが得意で、「どのように環境を整えていくか」を入口に支援を組み立てています。ABAについては、こちらのサイトが非常にわかりやすいのでおすすめです👇️





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