「生活支援員 きつい」で検索したことがある皆さん。
突然ですが、質問です。
ストンと腑に落ちる答えは得られましたか?
今回は、生活支援員歴15年になる私が、
「何が」きついのかではなく、
「なぜ」きついのかという視点で、お話したいと思います。
もちろん、生活支援員の仕事そのものが、
決してラクな仕事ではないのは事実です。
ですが、”きつい”と感じるその背景には、
「生活支援員は、“支援技術”は教わるけど、“働き方”は意外と教わらない」
という、福祉業界特有の背景があるのかもしれません。
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この記事を読むと
・「なにが」きついのか、ではなく「なぜ」きついのかを知ることができます
・働き方を教わらない、構造的な背景について知ることができます
・自分自身のキャリアを考え直すきっかけになります
「働き方」が属人化(個人の裁量化)されている
現場でひしひしと感じるのが、
「ご利用者さんの数だけ支援方法がある」ということです。
例えば、ご利用者さんの「見守り時の立ち位置」1つ取ってみても、
「見守りが必要」という情報は共有できても、「どの程度の距離感を保つか」は、
・支援者の体力(突発的な事情に対応できるかどうか)
・性別(異性だと緊張してしまうから、少し離れる)
などによって様々です。
業務の進め方が、生活支援員個人のキャラクターや経験値に委ねられがちなので、
どうしても「働き方までセットで、自分の裁量でやってね」となってしまうのかなと考えています。
業務が「臨機応変に」の連続
生活支援員の仕事は、マニュアル通りに進まないことの連続です。
例えば、「10時からレクリエーションだから、
それまでに一息ついておくといいよ」と教えられたとします。
ですが、一息つこうと思ったその瞬間に、
突発的なトラブルやご利用者さんへの対応が入ると、
当初のスケジュールは一瞬で崩れます。
そのため、「こう働けばいいよ」という、
定型のタイムマネジメントが成立しにくくなります。
「その場その場で臨機応変に動く」こと自体が働き方になってしまうことが、
結果的に「支援技術は教えられるけど、働き方は教えにくい」に、
なってしまっていると感じています。
「感情労働」のケアが、精神論になりがち
支援員は、自分の感情をコントロールして、
相手に接する「感情労働」の側面が強い仕事です。
本来であれば、
燃え尽き症候群(バーンアウト)を防ぐための、
「心の整え方」や「仕事とプライベートの切り離し方」は、
最優先で教わるべき内容なのかもしれません。
しかし、私が感じているのは、
「自己犠牲」や「優しさ・熱意」といった
精神論でカバーされがちだということです。
「疲れると思うけど、なんとか頑張って」
とだけ言われて、現場に送り出されたら、
「どうやって休んだらいいの?」と、
きつさを感じてしまいますよね。
このブログでは、自宅や職場でできるセルフケアのアイデアをまとめた記事を、「セルフケア」のカテゴリにまとめています。
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「力を抜く」=不真面目、という先入観
現場で長く働いている人を見ていると、
”力の抜きどころが上手いな〜”と感じます。
送迎や、服薬、トイレ誘導など、
命や尊厳に関わる部分は、決して妥協せず。
ご利用者さん主体で活動している時は、
見守りの目を絶やさないようにしつつ、
隣で休んでいるようにさえ見える。
これは、決してサボっているのではなく、
エネルギーの配分が上手なんです。
ですが、どうしても
・「一生懸命、全力」=真面目
・「力を抜く」=不真面目
という先入観があるのも事実かもしれません。
教える側(施設や先輩)からすると、
「サボり方を教えている」と捉えられるリスクがあるため、
「上手な力の抜き方」を堂々と教えることができないのでは、
と考えています。
まとめ|「働き方」を知ることも、支援員のスキル
生活支援員は、
決して簡単な仕事ではありません。
そして、「向いてる・向いてない」だけではなく、
「どう働くか」によって、
続けやすさも変わる仕事だと思っています。
だから私は、
- 職場単位でのタイムマネジメント
- 回復方法(セルフケア)
- 上手な力の抜き方
といった、「働き方そのもの」を学ぶことも、
生活支援員として大切なスキルだと思っています。
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現場歴15年の現役生活支援員で、介護福祉士の資格を持っています。
一人ひとりの話をじっくり聴くのが得意で、ご利用者さんの悩みを言語化したり、やさしく言い換えることに自信があります。
ありがたいことに、ご利用者さんやご家族さんからも「言葉選びが丁寧」「書類の要点整理が上手」と評価を頂いています。
ABA(応用行動分析学)をベースにしたアプローチが得意で、「どのように環境を整えていくか」を入口に支援を組み立てています。ABAについては、こちらのサイトが非常にわかりやすいのでおすすめです👇️







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